そらぷちキッズキャンプとは

そらぷちキッズキャンプは、日本で初めての医療ケア付キャンプ場であり、すべて寄付やボランティアの力で運営しています。重い病気や障がいを持つ子どもや家族を、無料で招待しています。

日本には小児がんや心臓病など、難病とたたかう子どもたちが、約20万人いると言われています。その子どもたちは、辛く長い闘病生活の中で「外で遊ぶ」という機会がほとんどありません。「外で遊びたい」それが夢だと言う子どもたちがいるのです。

そして闘病中の子どもをサポートする家族にも「休息」や「リフレッシュ」が必要となっています。

そらぷちキッズキャンプには、医療棟をはじめホールを兼ねた食堂棟、子どもたちが一緒に過ごすための宿泊棟があります。森の中で鳥や動物の声を聞きながらお話をしたり、静かに星を眺めることができたり、キャンプファイヤーをしたり、ソリで思いっきりすべったり、自然を満喫するためのさまざまなエリアがあります。

あなたが魔法使いになれる場所

そらぷちキッズキャンプに来た子どもたちは、みんな「キャンプの魔法」にかかります。キャンプの魔法とは、子どもたちが子どもらしくある姿のこと。病気や障がいを持った子どもは、日頃から大人の顔色を伺って「いい子」でいます。

でも、キャンプをしている時は、思いっきり笑ったり泣いたりします。時には悪いことをしたり、わがままを言ったりすることも。それが本来の子どもの姿なのではないでしょうか。

そして、私たちも一緒に「キャンプの魔法」にかかり、子どもたちと真剣に楽しみます。この場所だからこそ、かけられる魔法があるのです。

滝川市での暮らしとは？

“そらぷち”とはアイヌ語で“滝下る川”という意味で、キャンプ地のある北海道滝川市の由来となった言葉です。そらぷちキッズキャンプがある滝川市は、北海道のほぼ中央部、石狩川と空知川に挟まれた平野部に広がっています。

雪は11月下旬から降り始め、4月上旬まで続きます。そのため、冬は雪を活用したアクティビティ（遊び）を楽しむことができます。

滝川市は北海道の中心部なので、札幌に買い物や食事へ、富良野にスキーへ出かけたりと、アクセスがしやすくプライベートも充実して楽しめる場所です。また、滝川駅からそらぷちキッズキャンプへは車で約30分。駅周辺に住んでいる方が多いですが、車は運転ができたほうが便利です。

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