ふるさとを、
つくる
外で遊びたい、
それが夢だと言う子どもたちがいます。
そらぷちキッズキャンプは、
難病の子どもたちが自然の中で
笑顔で楽しいときを過ごすことができる
夢のキャンプ場です。
ここでの時間が
「こころのふるさと」となり、
ふとしたときに
思い出してもらえますように。
わたしたちは、
そんな場所をつくる仕事をしています。
働き方は 人それぞれ
北海道の自然、訪れる子どもたちの状況、
さまざまな変化に対応するために
時には大変なこともあります。
しかし、そこには日本初 医療ケア付キャンプ場
としての様々な魅力と思いやりが詰まっています。
医療
Medical care
キャンプでも日常の医療ケアが継続できるよう「ほけんしつ」でサポートします。
医師や看護師と連携して医療支援体制を整え、安心してキャンプを楽しんでもらいます。
北海道の食材を使用し、一緒に料理をすることも。食物アレルギーや食事制限などにも対応します。
全国各地の病院や自宅に「楽しみ」をプレゼント。冬はキャンプ場で雪を詰めて贈ります。
遊び
Activities
北海道の大自然を生かした自然とふれあうキャンプ、様々なアクティビティを準備します。
キャンプ期間中は馬が常駐するため、専門家の指示を受けながら乗馬のサポートや馬の世話をします。
森の中を探検して、どんな生き物がいるか一緒に探します。
キャンプファイヤーでは歌ったり、ゲームをしたり、仲間との交流を深めてもらいます。
雪の量が多い滝川市だからこそ、思いっきり雪を楽しむキャンプを考えます。
冬の森を探検。よく晴れた日にはキラキラ光るダイヤモンドダストが見えます。
チェアスキーやソリで雪遊び。夜は、かまくら体験やキャンドルづくりで楽しんでもらいます。
-20℃の夜だからこそ、アイスキャンドルが幻想的に見えます。
想い
Hospitality
事前説明会や家庭訪問を実施。募集から参加までの情報交換を大切にしています。
子どもたちやご家族の意見を聞きながら、使いやすい施設へと改善します。
ペットボトルロケットやシャボン玉など、遊ぶ道具を子どもたちが楽しめるよう手づくりします。
安全にキャンプができるよう、敷地内外や森のゴミ拾い、倒木対応など管理を徹底します。
想うことも 人それぞれ
自由であり、故に自主性も大切になる
そらぷちキッズキャンプ。
スタッフたちがどういう想いで
働いているのかご紹介します。
募集中の職種
今のスタッフの働き方を掲載しますが、
日々新しい職種も生まれています。
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アシスタントコーディネーター
- 医療ケア付キャンプ場の運営に関わる業務全般
- キャンプ実施のための業務補助
- キャンプ施設の維持管理作業補助
- イベント企画実施や広報PRにかかる業務
- その他法人運営に必要な業務
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ネイチャープログラムコーディネーター
- 医療ケア付キャンプ場の運営に関わる業務
- 屋外維持管理作業
- 馬飼育管理作業
- アクティビティ企画
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メディカルケアコーディネーター
- 医療ケア付キャンプ場の運営に関わる業務
- 屋内衛生管理
- キャンパーリクルート
- 医療ケアサポート
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ヘルスケアフードコーディネーター
- 医療ケア付キャンプ場の運営に関わる業務
- 屋内衛生管理
- キャンパーリクルート
- 食事メニュー準備
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チームオペレーションディレクター
- 医療ケア付キャンプ場の運営に関わる業務
- プロジェクトマネジメント業務
- 広報PRイベント企画準備実施
- その他法人運営に必要な業務
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サポーターコーディネーター
- 医療ケア付キャンプ場の運営に関わる業務
- 支援者フォロー業務
- 広報PRイベント企画準備実施
- 資金調達業務関連業務
Q&A
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公益財団法人とは株式会社とは違うのですか?
売上・利益を追求する株式会社とは異なり、公益財団法人は国や自治体がカバーしきれない領域(福祉サービスなど)を非営利事業として提供しています。
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説明会、見学会、インターンシップはありますか?
定期開催は実施していませんが、希望者には個別で対応させていただきます。オンラインでのご説明も可能ですので、まずはお問い合わせいただければと思います。
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新卒採用を行っていますか?
新卒採用・中途採用、共に募集中です。
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必要な資格があれば教えてください。
資格・経験不問ですが、自家用車での通勤が必須となりますので、普通自動車免許が必要です。
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子どもと接した経験がほとんどないのですが、大丈夫でしょうか?
経験不問です。医療ケア付キャンプ場の業務は多岐に渡るため、特定の業務以外も担当する場合がございます。ご相談の上、業務配置させていただきます。
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体力に自信がありません。大丈夫でしょうか?
体力を問わない業務もございますので、ご安心ください。ご相談の上、業務配置させていただきます。
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危険な業務はありますか?
キャンプ場の管理では危険な業務もありますが、法人全体で安全第一の労務管理を行っています。
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パソコンが使えませんが、大丈夫でしょうか?
メールや簡単な入力など、最低限のパソコン作業は必要となります。未経験の方は、業務時間内である程度操作できるよう指導いたします。
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キャリアパスはどのようなものがありますか?
好きなこと得意なことがスキルアップできるよう、ご相談の上、業務の配置をさせていただきます。新卒の方や未経験者はアシスタントコーディーネーターを経て、適材適所へ業務配置を行います。
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車通勤は可能ですか?駐車場はありますか?
公共交通機関が近くにないため、自家用車通勤が必須となります。職員用駐車場を用意しています。
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自動車免許を持っていませんが、大丈夫でしょうか?
勤務後1年程度は公用車にて送迎可能ですが、その間に普通自動車免許をご自身で取得いただくことになります。
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移住の場合、住居の紹介はしてもらえますか? また、社宅はありますか?
社宅の提供はありませんが、住居のご紹介はいたします。
画面をスクロール、
またはドラッグしてご覧ください
左右にスワイプしてご覧ください
(縦スクロールでも操作できます)
キャンパーからスタッフへ
「こころのふるさと」で働きたい
小西 美咲
アシスタントコーディネーター
お仕事内容を教えてください
そらぷちキッズキャンプに来てくださる皆さんを迎え入れるための準備や企画づくりなどを主に行っています。医療ケア付キャンプ場での仕事は毎日決められたことを行うルーティンワークではないので、今まで経験したことのない作業や突発的な業務を行うこともあります。毎日仕事内容が変化するので、慣れは必要ですが、そこがおもしろさでもありますね。
そらぷちキッズキャンプで
働き始めたきっかけを教えてください
子どもの時に主治医から勧められてキャンパーとして参加したのが、そらぷちキッズキャンプとの出会いです。たくさんの大人が「よく来たね」と言って迎え入れてくれました。私を全力で肯定してくれたことが嬉しかったです。また、大学生の時に今度はボランティアとしてキャンプに参加しました。
その後、大学院へ進み臨床心理士の資格を取りました。臨床心理士として、幅広い年齢層の方と関わる中で、人は人生のいろいろな段階で悩みを抱えていて、その時々で相談できる場所や寄り添ってくれる人が必要だと感じました。病気の子どもやその家族にとって、このキャンプがまさにそういう場所です。私はここで子どもたちに関わっていきたいと思い、求人に応募しました。
そらぷちキッズキャンプは私の人生に影響を与えてくれた場所であり、自分を肯定してくれる、「こころのふるさと」でもあるので、ここで私らしく働けたら良いなと思っています。
奈良から北海道へ移住されたとのことですが、周囲から心配されたのではないですか?
以前から母には「そらぷちキッズキャンプで働きたい」と話していたので、理解は得られましたが、他の家族や友人には心配されましたね。奈良から北海道まで移動すると半日以上かかるため、何かあってもすぐに助けに来てはもらえません。でも、だからこそ自立できるチャンスだと思いましたし、ここには一緒にボランティアをした仲間や心強い同僚がいるので、私自身は不安よりも楽しみの方が大きかったです。
こうやって自分の考えを持てるようになったのはキャンプに参加したことがきっかけだったように思います。キャンプでは子どもの自主性やチャレンジを大人たちがものすごく尊重してくれるんです。以前は、親に決めてもらうことが多かったのですが、キャンプを機に、自分の気持ちを伝えたり、自分で決めて行動したりするようになりました。もしキャンプに参加していなかったら、ここで働きたいと思うことも無かったかもしれませんし、行動に移すことも不安でできなかったかもしれません。
働いていて大変なこと、良かったことは何ですか?
私は自由な発想をするのが苦手で、例えば、新しいアイデアを出したり、自分の意見を言ったりするのが難しいと感じることがあります。大変ではありますが、分からないことがあればすぐに周りに相談できるのがそらぷちキッズキャンプの良いところ。日頃からコミュニケーションをとる機会が多いので、最近は自分の意見を少しずつでも言うように心がけています。
仕事に関して悶々とした悩みや漠然とした不安を抱える時もありますが、上司に聞けばきちんと論理立てて説明してもらえるので、納得して働くことができますし、ストレスは溜まりませんよ。
今後のビジョンを教えてください
私がそうだったのですが、1回のキャンプ体験が子どもたちのその後の人生に影響を与えると思っています。なので、どのように迎え入れたら子どもたちに気持ちよく、安心して過ごしてもらえるかを追求することがとても重要です。
私にはできないこともたくさんありますが、私にしかできないこともあると思っています。例えば、実際にキャンプに参加した経験があるスタッフは今のところ私だけです。当時の体験や感情を大切にしながら、私なりの目線で、今後さらにキャンプを盛り上げていきたいです。
休日の過ごし方
コロナ禍に入職したので、ほとんど家から出られず、自宅で家族や友人とテレビ電話をしたり、北海道内で行ってみたい場所のリストを作ったりしていました。これから各地をまわるのが楽しみです。北海道には、魅力的な景色や食べ物、温泉、旅館がたくさんあるので、どこから行くべきか迷っています。
また、外出する際は「キャンプにも活かせることはないか」という視点でお店を見るようになりました。おもてなしの仕方がとても参考になります。
スマホの中、見せてください!
美しい自然と子どもたちの笑顔。そらぷちキッズキャンプだからこそ出会える景色があります。何気なく見える日常も、大切な思い出のワンシーンです。
スタッフが見る、小西さんのよいところ!
- 未知の世界でも恐れずにチャレンジするところ。チャレンジ精神はそらぷちナンバーワン!
- 柔軟性と吸収力があるところ。北海道の雪のようです。
- 心の通ったコミュニケーションをするところ。相手を思いやる気持ちがコミュニケーションにも表れています。
- いつでも前向きなところ。仕事も全力で楽しんでいます。
- そらぷちでのキャンパーとしての経験を生かし、キャンパー目線で、未来のキャンパーのためにより良いキャンプについて試行錯誤をしてくれているところ。